無重力状態はどうやって作る?

エレベーター物体が重力のみの力を受けて運動する場合、その物体の内部は無重力状態になります。
例えば、エレベータで降りる時は体が “ふわっと” するのがこの原理です。
エレベータでは重力加速度より、かなり小さな加速度がかかるだけなので、体が “ふわっと”感じる程度ですが、もし、エレベータのワイヤーが切れたらどうでしょう?
エレベーターはすごいスピードで下に落ちて行くでしょう。
この時、エレベーターは重力加速度の影響を受けて落ちて行くわけで、エレベーターの中の人は “ふわっと” 感じるどころか体重が “0” になり宙に浮いてしまうでしょう。

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さて、重力のみの力を受ける運動は落下のみではありません。
例えば、ボールを斜め上方に投げ出すこととしましょう!
ボールは投げ出された瞬間、斜め上方に初速をもらいますが、その後は重力のみの力を受け、(厳密に言えば空気抵抗力も受ける)放物線運動をし、最後に地面に落ちます。
この運動でもボールの内部は無重力状態になるのです!?
航空機の実験では、この放物線運動を行うように操縦し、機内に無重力状態を作ります。
ボールを投げるとき、できるだけ強く投げる。すなわち、最初に大きな初速を与えること、
または、できるだけ上向きに投げることで地面に落ちるまでの時間を長くすることができます。
航空機でもできるだけ長い無重力状態(厳密には微小重力)を作るため、効率の良い飛行をする必要があります。
そのため、次のような飛行パターン(パラボリックフライト)で飛行します。

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